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銃とチョコレート (ミステリーランド)

JUGEMテーマ:読書



今まで読んだ乙一作品の中で一番かけねなしに面白かった!!
今までのって面白くてもどこか「ここはひっかけるためのひっかけすぎるだろ」っていう無理矢理さがあったり、登場人物の口調が説明口調すぎてエェーって思ったりっていうしこりを残さずにはいられなかったんだけども、これはそういうひっかかりが全然感じられず、初めてスッスッと読んでいける物語でした。

「物語はこの2要素から成り立っています」って宣言してる題名の設定からしても児童文学の形を取った大人向け小説っていうことはわかるんだけども、普通にロアルドダールみたいな題名つけてれば子供も大人も楽しめる児童文学としてもなんとかできたんじゃーないのかなあ。これ。(ヒーローの失墜っていう内容が子供向けには現実的すぎるっていう批判はあるかもしれないけども、これくらいのショックだったら子供は感情的なものと勘違いしている児童文学よりもずっと子供は受け止めやすいのではないかと思う。)

最後の方はたねあかしが怒涛すぎて、ちょっとその密度を溶かしきるには時間が必要だったけど、(自分の頭が悪いともいう)エピローグが英雄の金貨から始まる理由、子守唄の紡ぐ話、お母さんの心情、移民の示す風景、そんなもののからまりあってた軸を全部ほどいてみると全ての軸がどれも綺麗に伸びていてどこにも違和感がないのが大変いい話でした。

『平面いぬ。』の「はじめ」とかみたく口調やらで妙に奇をてらおうとしないで(しかもものすごく不自然)こういう風に普通に話を作ればいいのに…。
なんか東野圭吾といい乙一といい、ビックリドッキリひっくり返し系の小説家ってちょっと日本語が不自由なのがデフォなんですかね。(例にあげるには読む冊数が少なすぎるけど)

しかしロイズとかゴディバとかって商標登録されてないのかしらん。(笑)
どうでもいいけど、チョコレートファウンテンが夢です。
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ミミズクと夜の王 (電撃文庫 こ 10-1)

評価:
紅玉 いづき
メディアワークス
¥ 557
(2007-02)
JUGEMテーマ:読書


となりの801ちゃんのチベットさんがスゲー面白い、泣けるってオススメしてたんでどんなもんかなと思って借りてみたのですが、まあ…ありがちにフツーの話でした。
いい話ではあったけども泣くほどのテンションはなかったなァと……

でもベタなくらいのハッピーエンドで、こういう話を好きなやつはきらいじゃないぜ。と思います。
あとがきの「安い話が書きたいんすよ」っていう作者の言葉もよかった。娯楽は気持ちよく消化できてどんどん次が食べたくなってナンボでしょう。妙に消化不良起こす話とか娯楽のわきまえがないようでモノによるけどもあんま好きじゃないんすよね。

でもジャンプスクエアやこの話を推してくるあたり、チベットさんの趣味レベルってそう高くはないんだな……。とも思いました。(決して高けりゃいいってもんじゃないですけども。難解なのしか読まないとか)
ちなみに今月のジャンスク(って略すのか?)は『時は…』の中に“アンケートやハガキを全くやらない漫画雑誌”というのが出てきたのにビックリしました。
現ジャンプ漫画作家がかいてるもんだというのに。
でもまあやっぱビジネスマンじゃなくて、創造側としてだったら、売れるものよりいいものを残したいのが本音だよなあ。


どうでもいいですが本編の方に話を戻すと、魔王のキャラがこれまたわかりやすく好みすぎてきょどりました。
やっぱりキャラクターではちょっとネクラくらいなのが好みなのか自分……。
最近るろ剣を見返したりもしているのですが、さのすけのことが結構好きでも結局ハマりはしなかったのってさのすけがネクラじゃないからなんだと思うんですよね。
なんて不毛な趣味!!
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クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)

JUGEMテーマ:読書


読まないうちは否定するのも微妙と一応読み始めた元祖西雄維新シリーズもやっと完結です。
やったーー!!これでロサンゼルスBB殺人事件を是否定するにも真っ向から堂々とできるよーー!!!!(むせび泣き)つーか最後まで読んだからやっと言わせてもらうけどもやっぱり最低じゃねえかこの書籍!!

今までのシリーズに比べて格段に薄いのにも…題名とか表紙がたいして内容にもかかってないとこから見るにも……
飽きた……か収拾つかなかったんだろうなァ。これ。

いーちゃんのキャラクターとしての薄さがここにきて露呈した感じです。キャラクターのなさっつーか主体性のなさっつーか…。
いやね、別になにも主人公が全て少年漫画のそれのごとく確固たる信念と正義を持って動けということではないんですよ。
例えば気が弱くて逃げてばかりというキャラクターでもそれがそのキャラクターの主体ならじゅうぶんに魅力もそこから生まれうる物語も出てくるし。
ただこの主人公ってさあ、ほんと何が主体ってのでもなく、信念を持って動いたかに見えるシーンすべてが“その場その場で反抗したいがために”“その場の状況に反抗してる”だけの中身しかないのね。
それを作者は主人公が“自分の都合のいいように”矛盾を並べ立てる物語と称してたけども、ならその都合が根拠とするはずの主人公の内側なんてなに一つ感じられないんすよ。
全てを拒絶するスタンス、っていうんなら主体だけど、これに出会ったから反抗する、ああされたから反抗する、じゃ単に外界に過敏な反抗期でしょう。やっぱ。

“主人公の都合”なんて“ないんですよ”。
“ただ反抗したいだけ”。

言葉や態度の矛盾は許せても、主体のなさをスタンスと履き違えるのはやっぱ無責任すぎるし読む人を丁寧に馬鹿にしてるようでイラッイラせざるをえなかったわ……。

ウリにされてる言葉遊びって名目の文体もただ意味不明で、単に“言葉に反抗してる”ってだけにしか見えないことが6割がたあるし。
言葉であそんだ結果に読む人がきりきり舞されるわけじゃなく、人を馬鹿にするために言葉をもてあそんでるようなそんなえもいわれぬ不快さが10行読むごとに2回はある気がすんだよな……。


結論:やっぱりわたしは西雄維新はきらいだと思います。



改めてこっちも読んでみると、やっぱり乙一のほうがまだわたしとしては好みなような気がする……。
さっきの例で言ったなら、乙一のはまだ“言葉であそんだ結果に読む人がきりきり舞される”側のような気がすんですよね。まあそこに読者への意識がないっつったらウソになるけども。
少なくとも西雄維新みたいに読者に反抗してはいない気がすんだよなあ……。人形の話とか、騙してやろうとしすぎて反則の範囲にちょっと踏み込んでて、いらっとさせられることはあるけど。
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猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)

秋山 瑞人
メディアワークス
¥ 536
(2000-01)
JUGEMテーマ:読書


小説アレルギーがピークだったときに上巻半分くらいまで読んでそれ以上がどうしても読めなくて、貸した人にブーイングくらってキレかけたいわくつきの小説。

まだ上巻が読めたばっかのところなのでさして言うこともないけども、とりあえず(まだちょっとイラっとするけども)あの頃よりは小説アレルギーが治ったらしいことのバロメータみたいな気持ちで読んでみた。
もんのすっごい面白いってすすめられたんだけどどーなんだろ。ちなみに焔みたいなのが趣味なんじゃないのと言われたのですが、読んでみたらあんまり趣味でもありませんでした。チンピラすぎるのもダメなんだよなあ。


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銀魂3年Z組銀八先生 2 (2) (JUMP J BOOKS)

評価:
空知 英秋,大崎 知仁
集英社
¥ 680
(2007-07-19)
JUGEMテーマ:読書


面白いのがスゲーよ。

このベッタベタの、それゆえにある意味ハードルのめちゃくちゃ高いこの設定でここまで面白いのがすごい。
あと拡声器使ったときのあの妙な雑音のことハウリングっていうのをはじめて知りました。勉強になる。大崎ナメられない。


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GOTH―リストカット事件

JUGEMテーマ:読書


死にぞこないの青で認めてはじめていた乙一性みたいなものをこの本で犯人の一人が世界とか言いはじめちゃったことで見損なってものすごいがっかりしたし話のいくつかは演出に無理があってそんなんで騙されたって納得しねーよバーカ!とか怒りも覚えはしたのですがそれ以外のいくつかの話はやっぱり先が読めないのもあったしなるほどーと思うとこもあったのでそのなるほどーっていうとこだけをこれから先読む乙一がどんどん増幅さしていってくれたらいいのになあ。と思いました。

ネタバレぽいけど一番好きだったのは伏字にされてた主人公の名前が物語の終盤であっさり明かされてたこと。それに伴った『他人から見た主人公と主人公の内面にものすごい隔たりがある』っていう設定が客観的に生かされたひっかけ展開。

大体そういう本当の自分は誰もわかっちゃいない系って、主人公がその内面から周囲を毒づくに終始するじゃないすか。ほんとにちゃんと他の視点から見た主人公と主人公の内面から見た主人公にものすごいへだたりがあって、しかもそれをひっかけ展開に生かした話って見たことなかったから!

そういう『一見ありがちな設定をありがちじゃないように見せてくる』設定っていうのは大好物なので、ぜひ冒頭で言ったようにこれからの乙一がそういうわたしごのみの方向にだけ言ってくれれば嬉しいのになあと思います。むりかもしれんけど。
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死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

JUGEMテーマ:読書


わりかしふつうの話だったけど、へんに異常な登場人物ばっか出てくる話より本はこういうののが好きだな。ただ他が普通なぶん「アオ」の姿がとことん異常なのがまだよく知らんこの作者の「乙一らしい」部分なような気がする。

夏と花火とのおにいちゃんとか緑さんとか、この話の主人公みたいに、年わかい人の小説の登場人物らしく妙に大人びてたりものわかりがよかったり変に軽快だったりするのがいるのがちょっとハナにつくとこなんだけども、それでも西尾維新みたくヘンはヘンでもいきなり世界とか歯車とかは言い出しちゃわないところが唯一ラノベ方向にいかない上でヘンで愛せるとこだと思うな。

まあそんな感想も次のGOTHでややフッとんでしまうわけなのですが(何その不穏なモノローグ)



追記:ちょこっと他のブログレビューなどみていて気づいたのだけども、このあらすじって「飼育係になりたくてうそをついてしまったマサオは〜…」ってことになってんのか?
それって根本的なところで違くね?
本の裏側とかのあらすじって、読み終わったあとに見てみると、なんか作品の本意とズレてるとこがあったりすることがあるんだよなあ……。
ちなみに一番最近感動した裏表紙のあらすじはバロック一巻です。ウソはついてないのに、まだ中身を見てない人が騙される伏線を手助けしてすらいる!!
スゴイ!!!
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帰れぬ人びと

評価:
鷺沢 萠
文芸春秋
---
(1992-10)
JUGEMテーマ:読書



なんか、すっ………
ごい
話だった。

一番最初の話が賞を取ったときは、今でいう金原ひとみとか綿矢りさのデビューのごとく大騒ぎになったって話だったけども、こりゃ大騒ぎにもなるわこりゃ。
しかも私は金原とか綿矢みたいなわかものがスレて世の中に無関心のくせ蔑視してるような態度でいる文章よりもこっちのが断然好きだったなあ。

ちなみに『18歳でこの話を』っていう驚きも当時は随分あったようなのですが、『そういう感じ方をしている』っていう点には私はあまり驚きを覚えませんでした。18歳なんて超多感なお年頃じゃん。一つの出来事から世の中の全てを見通したような気にもなっちゃうし、実際結構人のこころについてだけは真理を獲得しちゃったりするのもその頃じゃん。
大人はそれを忘れちゃって、しかもそうして忘れちゃったことで(通ってない人もいるだろうけども、作家でないなら)かつて自分も通ってきた道をわざわざもう一度驚いてみせてるだけなんだと思うんだよねー。

でもたとえそれを感じてる人が実はいっぱいいたのだとしても、それをこういう形で文字に塗りこめて発表しようって思ったことがむしろ驚きなわけでね。
まあ思春期に詩やら小説やら描いてる人はいくらもいるわけで、そっから一歩踏み出すかどうかっていうのは環境とか経験の差のみなのかもしれないけども。

朽ちる町はあんま面白くなかったけど、川べりの町は確かにえええ、なんでこの人こんなに的確に人の心を表現できんのおおって忘れた大人の目線でうおお、って思えるとこもあったし、帰れぬひとびともそこそこ面白かったです。

ただこの人は自殺しちゃった人なんだけども、これは自殺しちゃうかもしれんなあ……っていうことも、確かに感じさせる文章だった。
日常生活は随分明るくてあっけらかんとした人だったらしいけども、その差こそがむしろあたいは怖いとおもったよ!!
そうやってバランスを取ってるのならば、そのバランスがふと崩れちゃった瞬間あ、死のうって感じで遺書をも残さず死んじゃうかんじもわかるかもしれないと思ったのだ。

自分が嫌いで創作して結局その勢いで自殺とかはすげーきらいなんだけども、この人は自分を嫌いですらないんじゃないかとおもたー。詳しい作者事情もしらんからもしそういう人だったら↑までの感想全部投げ捨てて一切読まなくなっちゃうんだろうけど。

でも小説のためにはきっとその諸刃のよーなバランスって絶対に必要だったと思うし、逆に小説のためにそのバランス構造を破壊して生きていく道を示される機会のとうとうなかったせいで死んでしまったこの人って一個の生物としてはすげー可哀想じゃなかったのかなーと思う。

ただ生きていくためにだったら創作なんて必要ないのに。
妥協を覚えて生き延びた人間は生物としてはきっと幸福だよ。ほんとは生きるのに唯一の存在であることなんて必要ねーもん。
あくまで理屈ではだけどねー。
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夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

JUGEMテーマ:読書


なぜか妹に先に読まれてしかもややネタバレされてしまったので、先入観なしに読むことはできませんでしたが、異色異色と言われてただけはあって結構面白かったです。

ただ二番目の話は話を「ヒネるためだけにヒネってる」感があって、ちょこちょこ無理矢理な設定がいくつかあり、更に物語の順序から推測できる結末があるというよりは、『作者がどこをヒネりどころにして、いつ方向転換するか』によって結末が決まっちゃう感が読むうちから漂っていたので、完全にこうだ!と言い切れる自信が最後まで持てず、読んでる最中じゅうなんかそわそわと落ち着きなく読まざるを得なかったかんじ。
その点で言ったら結末がある程度予想できるのにハラハラさせてくれた夏と花火とのほうが私は面白かったかな。
ちなみにこうだ!って思い込む部分は最終的には裏切られてもいいんですよ。つーかむしろきれいに裏切られたほうがきっと読者的には爽快を味わえる。
ただそれを思い込むためには不審な点がありすぎて、こいつどこで都合よくてのひらを返すつもりだ……って、疑いを持っちゃうとせっかくの裏切りのための物語に対する思い込みっていうのが達成されないんですよね。
その意味では物語を読むときって絶対にある種の信頼が必要なんじゃないかなあ、と私は思うわけで。例えば今までに全く出てこなかった要素を種明かしで持ち出して、ああこいつは人をケムに巻くためだけに裏切りを作っているのだな、って思われちゃったらその裏切りのための信頼すら得られないじゃないすか。それじゃ何の意味もないし。まあ私にとってはそれが西尾維新作品だったりとかもちょっとしたのだけど(結局そこに落ち着く)

ただ夏と花火と〜でいっこだけ文句を言うなら最後のオチが弱かったのと緑さんのキャラが怪しすぎたとこかなあ。そのへんはいかにも“ジャンプ”の名を冠する小説賞らしい、漫画的キャラだったっつーことなのかもしれないけど。

ネタバレになるけども緑さんが犯人ならほんとに最後の最後まで清楚なおねえさんってかんじにしてほしかったし、あとお兄ちゃんのキャラも何であんな子供があんなちょっと猟奇的で死体隠しゲームを楽しんでたのかもわからなかったので、あのキャラで行くなら最後のシーンで後ろで黙っていた弥生ちゃんが(も)実は死体になってた、ぐらいのことはやって欲しかったわけなのですよ。
実は五月ちゃんの好意に気づいてたごとく妹の好意にも気づいてて、でもそれに気づかないふりをして振舞うくらいの残酷さは既に持ってた、みたいなー?それで五月ちゃん殺しの片棒を担ぐ経過で緑さんを手に入れたお兄ちゃんは、もう自分に好意を寄せるものとしてうまくキープしてた妹も不要になって、結局はあっさりと……
みたいなーー???

そしたら最後の「わたし」の“もう寂しくない”っていう独白も生きると思うんですよね。結構「わたし」も淡白で、五月ちゃんを恨むような言葉ってあの中にひとつもなかったし。知ってる子が来たら嬉しいやん?
話のトドメとして、それくらいはしてほしかったなあ……。
いや、でもさんざ評されてるように、ある意味で「人の死を見限らなかった」、人は死んでも心の中で生き続けてるのよとかいう台詞はあれども、それらの考えの中にすら大前提としてあった「死の前後によって“人”は変化する」っていう無意識の高いハードルをまるまる無視した超越の視点はやっぱりすごいと思ったよ。
妹は「その当たらしみだけに頼りすぎてる」って批判してたからあたいも疑りの目で見てみたのだけど。(笑)フィクション派のあたいにとってはやっぱり先の意味とはまた別の視点で、“ジャンプ”の名を冠する小説なだけはあったわ。

同じ騒がれてるのでも、西尾維新よりは好感が持てると思いました。文章も簡潔だし。
まあこの人がジョジョを小説化したって思ったらそれはそれで不安な要素が出てくるんだがな…。
乙一ちょっと他のも読んでみようとおもいまふ。ZOOとか途中まで読んだからまた借りてみようかな。

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長いお別れ

評価:
レイモンド・チャンドラー,清水 俊二
早川書房
¥ 882
(1976-04)
JUGEMテーマ:読書


うーーーーんーーーー。


なんだか、登場人物が多いのと、複雑なのと、横文字なのとで人間関係を把握することだけに心を砕いてしまい、“話が分かった”に留まるだけで面白いかどうか考える余裕がなかった……
ように思う。申し訳ない!!(作品に対して)

言い回しにやたら皮肉(それもおそらく英語圏独特の)が多いのと、あさってのことを淡々と語るばかりで感情的にならない登場人物の話し方も影響してるような気がする。
ただ、あとがきに「一歩まちがうと、きざでいや味になるところをがけっぷちで踏みとどまって、それが大きな魅力になっている」っていうレイモンド・チャンドラーの文章に対する評価があるんだけども、それを一歩間違ってしまったのが村上春樹なんじゃないかなあという気はした……。
この人の登場人物の行動って、無駄に見えながらぎりぎりキザな振る舞いの中に収められる範囲なんだけども、少なくとも世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドの主人公の行動って、ぎりぎりキザな振る舞いの枠をぶち破っちゃって単に無駄でしかない行動にしかなってないんだよなあ。

そういえばこの題名にもハードボイルドって単語が入ってるんじゃないか。それがもしかぬけぬけと第二のレイモンド・チャンドラーを意識しての題名なのだとしたら……
恥ずかしい!!あからさますぎる上にスベってて、恥ずかしい上この上ないぞ!!あたいは!!

レイモンド・チャンドラーを現時点でそこまで崇拝してない身でもその恥ずかしさはわかる……!!
つーか確か村上春樹まさにこの長いお別れを新訳で出してたよね!?!(突然洪水のような記憶の連鎖)

うわあああ本当なのかあああ。この予想は本当なのかあああ
だとしたらほんと恥ずかしい村上春樹、ちょっときみの態度は見るに耐えない。

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