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チャーリーとチョコレート工場

評価:
ジョニー・デップ,フレディー・ハイモア,デヴィッド・ケリー,ヘレナ・ボナム=カーター,クリストファー・リー,ティム・バートン,ロアルド・ダール,ダニー・エルフマン,ジョン・オーガスト
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 980
(2006-07-21)
JUGEMテーマ:映画


これレビューしてなかったような。あたいの大好きなロアルド・ダール童話のいわずと知れた代表作映画化です。

原作のあのちょっとグロくて皮肉めいていながら悪気はちょっとしかない、みたいな雰囲気が好きだった身としては面くらう部分もあったのですが、チョコレートの川や選別リス、子供たちのビジュアルや町の雰囲気、チャーリーの家族や家はびっくりするほどイメージ通りだったので、そこまで原作を大切にしてない!とか罵ることはできないなー、と。(特にあのおじいちゃんおばあちゃん!どこからあんな役者見つけて来たんだ?ハリウッドの厚みはハンパじゃねえ)

ウォンカさんの過去が創作されていたのも、「この映画の中では」必須要素だったのではないかと思います。原作はホントに同じ人類か?ってほどブッとんでて正体不明なウォンカだからこそ魅力的だったし原作そのものの雰囲気にも合ってたのですが、つまりやっぱり他の人が作品を作りかえるってそういうことなんじゃないかなって最近思ってきた。
アニメやドラマはまだともかく、映画って特に監督の名前が前面に押し出されて、原作があろうがなかろうがこれはこの人の作品ですッ!って雰囲気ありありだものな。

ただ一回目は気づかなかったんだけども、二回目をこないだ金曜ロードショーで見たらチャーリーが選ばれた理由が“一番まともそうな子をウォンカが意図的に残した”っていうことになってたんだが…
それが吹き替えだけのことじゃなくて脚本からそうだったんならそれはちょっとまずいんじゃあないの!!さすがにウォンカを凡俗の人に貶めすぎだと思うぞ。

世界中でたった五枚のゴールデンチケットを偶然引き当てた奇跡の締めくくりが誰かの故意だったなんて締まらないじゃない。世界中から集まった5人の中で、“結果的に”チャーリーが一番最後に残ったおかげで“あまりに素敵な偶然にも”チャーリーは工場の継承者となれたのであって、そこには正直ないい子が最後には幸運を掴むのですよっていう童話がよく説く因果としての“必然性”はあったのかもしれないけど、決してそれは「いい子が大人に目をかけられる」だなんて世渡り的な要素ではなかったはずじゃない。

あの不思議なチョコレート工場のあるじは不思議な糸にみちびかれた運命が決めるべきもので、たとえウォンカといえどもその決定に関わることは許されなかった(というよりウォンカ自身が関わることを許さなかった)のだと思うのだけどなあ……。

もしこれで誰も残らなかったら、それならそれでこの工場はつぶれる運命だったのだ。
それくらいの気構えでウォンカさんにはいてほしかったし、だからこそ最後に振り向いたときに残っていたチャーリーを見てウォンカさんが狂喜したことのものすごい説得力と感動が生まれると思うのよね。

字幕版がどうだったかは覚えてないし、脚本を確認したわけではないからもしかしたら吹き替えの便宜上での“言い回し”だったのかもしれないけど(むしろそうであって欲しいことを願うような…!)
それにしたってそこは配慮して欲しかった発言でした。
あの工場はウォンカのものであってかつウォンカよりもっと大きな流れの中にあるからこそ妖しく魅力的だったのですよね。

それを理解している原作ファンがウォンカの生い立ちを創作したことに拒絶反応を示すのもだからわからなくはないのです。ある意味、“この不思議なチョコレート工場に、『持ち主の』ウィリー・ウォンカの『ことなど』何も関係ない”とでもいうような!(笑)

それは例えば漫画家と作品のような関係にも似てて、その世界を具現化した者が必ずしもその世界の持ち主ではないっていうあの認識。魔法使いが魔法を使えても魔法は魔法使いものものじゃないっていうそういう認識と似てて。

だから全体的にこの映画が着目点をチョコレート工場ではなく、ウィリー・ウォンカに置いたってとこまではいいんだけども、『チョコレート工場であってチョコレート工場ではないもの』というその雰囲気は最低限残して欲しかったラインだなあと思うのです。
この映画のチョコレート工場はチョコレート工場であってウィリー・ウォンカは人であってチャーリーはそれを人として受け継ぐのですね。

まァそれはそれで、悪いことじゃあないんだあけどさ。
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